2004年10月11日

無限の可能性

高校1年の頃、数学の宮原先生がよく言っていた。
黒板に∞を大きく書いてから・・・

「君たちには無限の可能性があるんよぉ!」


先生のあだ名は「じーちゃん」だった。
じーちゃんは僕たちの高校の卒業生で東大出身。
なんだけど全然そんな風には見えなかった。
ちっちゃくて白髪で黒ぶちメガネさんで目が優しかった。
僕たちは親しみをこめて宮原先生を「じーちゃん」と呼んだ。

昔は学年主任の厳しい先生だったそうだが
僕たちが入学する前に倒れてしまってから、すっかり変わったらしい。

チョークを持つ手も震えていたし、
声もちっちゃくて・・・
授業も正直よく分からなかった。
「あのね、君たち、僕の言うこと分かるぅ?」って僕たちによく聞いていた。

そんなじーちゃんが、僕たちに向かって
「無限の可能性・・・」について話すときだけは声が大きくなった。
いつもは優しい目なのに、そのときだけ力のこもった目になった。

じーちゃんが高校生だった頃に比べると
僕らはすごく物足りなく見えたみたいで
叱咤激励と僕らへの期待をこめて
じーちゃんは何かあるたびに「無限の可能性」と口にしていた。

「また言いようばい。」と言うやつもいたけど
僕はじーちゃんのこの言葉が出ると、「きた!」と嬉しくなった。

じーちゃんが一生懸命言ってくれるんだからがんばらんといけんよね。
と、がんばろうパワーが出てきた。

今でもたまにじーちゃんの顔とこの言葉を思い出す。
数学の授業の内容はすっかり忘れたけど、この言葉は忘れない。

「君たちには無限の可能性があるんよぉ!
がんばらんといけんのよぉ!」


じーちゃんが僕たちに言ってくれた言葉で
高校時代の僕は勇気が出たから。
僕はいまアビスパ福岡にがんばってほしいから。
「”STAND UP” FOR THE PLAYERS」



あきらめたら可能性は無くなる。
無限が無限じゃなくなる。

posted by オータ at 23:48| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アビスパの味方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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